親が出来ること。塾が出来ること。

皆さまこんにちは、原田でございます。

本日、関西教育フォーラムに行ってまいりました。
備忘録も兼ねてシェアさせていただきます。


登壇者はこちら。
ビリギャル坪田先生をはじめ、
公教育、塾、家庭、国という様々な立場から教育を考えようという会でした。

塾運営において非常に学び多き一日でした。
とりわけ、東大3兄弟の母、佐藤さんのお話が参考になることもあるかと思いますので紹介させていただきます。

3歳までに絵本1万冊の読み聞かせ。


「子育ての最終目標は何ですか?」と聞かれたら、みなさまはどのように考えますか? 

佐藤さんの考えるゴールは、「自立」ではなく『自活』とのこと。

親はいつか死ぬから、自分自身で稼いで生活できるようにしなければならない。そのために佐藤家では、「基礎学力を付けること=勉強」を重要視したといいます。
なぜならいざ自活しようと思ったときに、自分の好きな職業を選べる範囲が広がるから。

ここまではよく聞くお話。
ところが佐藤ママの徹底っぷりは目から鱗の連続でした。

美しい日本語をたくさん耳に入れてほしいと、3歳までの間に絵本1万冊の読み聞かせと、歌1万曲の歌い聞かせ(?)を実践。

また、今の教育が自分が受けた教育とどう変わっているのかを知るために、小学校の全科目6年分の教科書全て購入して目を通したそうです(笑)

自分の受けてきた教育は過去のもの。未来を生きる子どもにとって正解であるとは限らない。
そう考えるだけでなく、ここまで行動に移せるなんて素晴らしすぎますね。

他にも、長男(東大医学部卒)が小学校2年生の頃。算数の計算問題を解いていたときのお話。

スラスラ解いているかと思いきや時々、一瞬だけ手が止まることがありました。よく観察してみると、どうも「7+8」が苦手だと判明。苦手といっても一瞬手が止まるだけで答え自体は合っていたそうです。

普通であれば、
「ま、答え合ってるし、大丈夫やろ!」と見逃してしまいそうですが、佐藤ママは違います。

ここで放っておくと、今後必ず壁にぶち当たる時が来る!と、「7+8=15」と書いた紙を家中のありとあらゆるところに貼りまくったそうです。

トイレにも「7+8」、階段にも「7+8」、天井見ても「7+8」。冷蔵庫開けたら冷え冷えの「7+8」、、といった具合(笑)

「兄ちゃん頼むからはよ覚えてくれよ!!!」と次男から諌められる長男、、(笑)
おかげで次男三男は誰よりも早く7+8をマスターしたそうです(笑)

おそるべし佐藤ママ。。 

「小2、小3、小4、、どんどん難しくなるのは初めから分かってるんだから、ちょっとでもつまずいてたら後から取り返しつかなくなるはず。じゃあ今出来るようにしましょうよ。」

人は「暗記」なんて出来ません。

でも「見慣れる」ことは出来ます。

と佐藤ママ。

※ポイントはあえてナナメにずらして張ることだそうですよ。きっちり貼ると壁と同化して目に入らなくなるとのこと。

「勉強しなさい!」で勉強する子なんていない


『子ども3人全員東大に入れた母』
そう聞いてどんなイメージが湧きますか?

いかにもスパルタで、強制的かつ支配的。
学校の成績にしか興味がない"ザ☆お受験ママ"。そんな印象を勝手に抱いていた私、、(大変失礼しましたm(_ _)m笑)、
実際は全然違いました。

佐藤さんは、子どもが「勉強しないこと」や「何か出来ないこと」を叱ることは一切しなかったそうです。

例えば漢字テストで100点中30点だったら。
「何やってんの!」「ちゃんと勉強したの!?」「なんで勉強しないの!?」なんて絶対に言わないとのこと。

親が出来ることは、
子どもを縛り付けて嫌なことや出来ないことを強制することではなく、

『どうすれば子どもが楽しみながら達成感を持って成長してくれるか』

を徹底的に考えることであると。

「勉強しろ!しっかりやれ!ちゃんとしろ!」
なんてみんな簡単に言うが、それを聞いてちゃんと出来る子なんているわけない!それで出来たら親いらん!

うまくいってないときは必ず自分に原因がある。何でも子どものせいにしちゃダメ!とのこと。耳が痛いですね。


18年間の子育てで出した結論


佐藤さん曰く、
大事なことは親自身が明確なビジョンを持っているかどうか。

佐藤さんの場合、
・学校や塾など人任せにしない。親が監督、学校や塾はコーチ。
・自分の受けてきた教育を子どもに押し付けない。
・常に先を見て準備する。
・兄弟だろうが他所の子だろうが人と比較しない。
・しっかり観察して一人ひとり子どもに合わせた方法を考える。
・大学受験を最終目標にしない。
・18歳までは親の責任。

決して大学受験を目標にしていたわけではない、とおっしゃっていたのが意外でした。

そう言われてみれば、たしかに親から「絶対、東大!!」みたいな期待をかけられていたら3兄弟東大合格は実現していなかったかもしれませんね。

強制で人は動かない、
ということでしょうか。


佐藤さんが子育ての18年間で学んだ結論。

それは、『笑顔』だそうです。

大事なことは、親も子もどれだけ笑顔の日々を過ごせるか。
成人したあとも「今も楽しいけどあの頃も楽しかったね!」とお互い言い合えるかどうか。

「もうあの頃には二度と戻りたくない!!」なんて親子が思う子育てなんて辛いだけでしょ?と。

「私はもう一度戻れるなら長男の生まれた日からやり直してみたい♪」そんなことまでおっしゃってました。


いかがでしたでしょうか?

子どものいない私ですが、
非常に心打たれるお言葉でした。(8割以上耳が痛い内容でしたが笑)

全てのお母様が佐藤さんと同じように、、というわけにはいかないと思います。
そもそも正解はないので皆が皆、佐藤さんの真似する必要もないでしょう。それぞれ違う考えがあっていいと思います。

日々、お母様方と接していると、我が子のことを真剣に考えていない親なんていないと思います。少なくともうちにはいません。

たった一人の我が子。
前例がないがゆえに、どう育てたらいいか分からず苦しまれている方が非常に多いと感じます。
そんな方のお力に、もしなることができれば幸いです。

親も、学校も、塾も、国も、目指しているゴールは同じ「子どもの幸せ」
であれば、みんなで力合わせて何か出来ればいいなと感じました。

また、今回このフォーラムに参加してみて、教育に対してこれだけ多くの人たちが真剣に考え実践されているんだなと、嬉しい思いと同時に、自分にもまだまだ出来ることがたくさんあるなと気づかせていただきました。

結局のところ、
自分の置かれた立場でどれだけベストを尽くせるか。私も人のことをとやかく言う前に、目の前のことに真剣に向き合ってまいります。

今はまだ未熟で、何も成し遂げていない私。ですが、
もっともっと、いい塾にしますよ。必ず。



※ちなみに今回のイベント。
主催は大学生が運営するNPO。リーダーは大学二回生の女性の方でした。

聞くとイベントの企画運営、ゲストのブッキングからパネルディスカッションの司会役まで全て学生がこなしていました。

ったく、近頃の若いもんは、、、優秀すぎる!笑


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今日も一日、スペシャルな時を。
Peace,Unity,Love,and Having fun!


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”わが子を通わせるならこんな塾”

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